北欧食レポ ~ビスビュー編(1)~

今年の夏休みも北欧へ。

訪れた町のカフェやレストランについて、備忘録も兼ねてまとめました。



最初はスウェーデンのゴッドランド島にある街、

ビスビューへ。

【ゴットランド島とビスビューについて】

自然と歴史に恵まれた、ジブリファンを虜にするステキな場所です。

スウェーデンとフィンランドの間を隔てる広大なバルト海の真ん中、、、正確にはやや西寄り。

スウェーデンの東岸から90キロほどに浮かぶ、大きさ香川県ほどの、淡路島のような形をした島。それがゴットランド島です。

そしてその西側の港を囲むように、僕が愛してやまない、ヴィスビューの旧市街が存在します。

「魔女の宅急便」の「海の見える街、コリコ」、そのモデルになったといわれる場所が複数存在します。

「魔女の宅急便」主人公のキキが住むことになった「グーチョキパン店」が立つ丘の、モデルになったと言われている小道、ヴォードクロッケガータン(Vårdklockegatan)。

「グーチョキパン店」にそっくりな雑貨屋。Södra Kyrkogatanという通り沿いにあります^^。

この町は13世紀に建てられた全長3.5キロの城壁に囲まれていています。

海洋、船舶が交易や交通の要諦であったころ、ゴッドランド島はその地理的な位置から、バルト海を行き交う船舶にとって重要な中継地でした。また、中世において、ゴットランド島はハンザ同盟の重要な拠点でもありました。

ビスビューの旧市街は、このような城壁でぐるっと覆われています。

ハンザ同盟は、北ドイツを中心とした商業都市の連合で、ゴットランドはそのネットワークの一翼を担っていました。この時代には、島は北欧とヨーロッパを結ぶ交易ルートの要として栄え、多くの富と文化が流入した、とのこと。

城壁に沿ったこみちを歩く。

向こうから腕の長いロボットが歩いてきそうです^^。

今回は深夜便でフィンランドのヘルシンキに渡り、早朝便でビスビュー空港まで。

当然直行便もない(ストックホルムやヘルシンキなどから飛行機で移動、ストックホルムからはフェリーも出ていますが)ですし、ストックホルムに比べると日本で事前に収集できる情報も少ない、このゴットランドとビスビュー。

今年は1泊2日で滞在しました。それほど大きな町ではないので、じっくりめぐっても、2泊3日あれば十分かもしれません。

なお、世界のガイドブックと言えば「地球の歩き方」ですが、

スウェーデン在住の田中桜さんによるこちらのガイドブックは、ビスビューだけでなくストックホルムについてもとても詳細な解説と魅力的な写真がたくさん。大変おすすめです^^

「最新版 スウェーデンへ —— ストックホルムと小さな街散歩(旅のヒントBOOK)」

https://www.amazon.co.jp/dp/480221443X/ref=sspa_dk_detail_0?psc=1&pd_rd_i=480221443X&pd_rd_w=Yu5eh&content-id=amzn1.sym.f293be60-50b7-49bc-95e8-931faf86ed1e&pf_rd_p=f293be60-50b7-49bc-95e8-931faf86ed1e&pf_rd_r=JPJ0FTSX32DTCKW0PP4J&pd_rd_wg=MSGen&pd_rd_r=4d1efd93-290d-406e-b4b1-ddd2cf16b391&s=books&sp_csd=d2lkZ2V0TmFtZT1zcF9kZXRhaWw

【サンクトハンスカフェ(S:t Hans)】

https://www.instagram.com/sthansvisby?igsh=MXA4cG03d3VuYXBxcQ==

同名の教会、サンクトハンス教会のあった跡地に建てられたカフェ。廃墟を広い裏庭として活用しており、テラスで朝日の下での朝ごはんは格別でした。

-この廃墟の壁や蔓の感じ。。どこか「天空の城ラピュタ」感ありませんか?-

ビスビューにかつてあった教会の大多数は戦争などで廃墟と化しています。ただその跡地を利用してステキなホテルやカフェがいくつか。そのサンクトハンスカフェもその1つ。

こちらは週末の朝早くからやっていたのもあり、初日の朝の到着後、朝ご飯としてサンドイッチを、2日目の散歩中にコーヒーとケーキをいただきました。

裏庭では子供達が遊んでいました。現地の子達ですかね。

娘も、もう少し小さければ、混ぜてもらってたかもしれません。


~続く~




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